これは私のタクドラ経験の中では数少ない、法人案件の応援に駆り出されたときの話です。
とある医療関係の法人でお医者さんの会合があり、夕方に私を含めて数台のタクシーとハイヤー車両が現場にお迎えに上がりました。
指定の時間まで30分ほどの間があり、ビルの前の路肩に停車して時間を待っていました。
現場は都心部でしたが、路肩が広めの道路で交通量も少なく、十分車両間隔をとれる状態で、待機車両が数メートルずつの間隔をおいて停車していました。
と、私の前方に停まっている黒塗りのハイヤーからハイドラ(ハイヤーのドライバー)が顔を出し、ロコツに顔をしかめながらこちらに向かって親指を下にするような合図をしてくるのです。
F●ck You ?? じゃないよな、などと首をかしげていると、ものすっごく迷惑そうな顔でこっちへ来て、「ライト全部消せや、まぶしいねん!!」ですと。
一応断っておくと、私は決してハイビームにしていたとかではありません。スモールライトでハザードを点灯していただけです。
念のためもう一度聞き返してみましたが、ハイドラ様の繊細な感覚によればハザードランプすらまぶしくて仕方ない、そもそも停車中はランプ消すのがマナーだ、との仰せでありました。
そんなローカルマナー聞いたことないわ!!
つーか、どう考えても自分がミラー見なきゃいいだけの話やん!!
とか、まあ言い返したいことはありましたが、新人がハイヤー部門のベテランガチ勢と悶着なんか起こしてもいいことは一つもありません。言われるままにランプを全部消しましたが、正直暗くなっていく時間に無灯火で路肩に停めている状態というのは不安で仕方ありませんでした。
これで後ろからオカマでも掘られたらシャレになりません。それどころかもし事故になれば無灯火状態で停めていたこちらの過失を取られかねません。
幸いこのときはそういう事態は起こりませんでしたが、もしそうなってたらこのハイヤー氏はどうする気だったんでしょうね。責任取ってくれたんでしょうかね。
この人に限らずハイヤー部門のドライバーは、口にこそ出しませんが、「自分は一般のタクドラとは違うエリート階級だ」みたいな空気をかもし出してる香ばしい人が一定数いて、私は個人的に苦手でした。
つーか、ハイドラだろうがタクドラだろうがしょせんは同じ運転手、ただの運ちゃんにすぎません。
そのただの運ちゃん風情が後ろに乗せてる人と一緒に自分までエリート階級になったみたいな勘違いして一般のタクドラを見下してるの、はっきり言ってキモかったです。
つーか、むしろ一周して笑えますw
エリートだかハイクラスだか知らんけど一生サル山で勘違いしたまま社用の高級車でも洗ってろwww
www
以上負け犬の遠吠えワンワンでしたwww
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